自動車廃盤カバー復元【その1】

お疲れ様です。
ものすごく暑かったり、
ジメジメしていたりと過ごしずらい日が続きますね。
皆様体調はいかがでしょうか。

自分は平日の疲れからか3週続けて週末の体調不良に悩まされておりますが、
週末ゆっくりさせていただいてるので家族に感謝しなくてはと思っております。

さてさて、ゆーっくり進めているインダストリーラブですが、
昨日、とある問合せをいただきました。
20年ぐらい前の自動車外装のカバーの製作です。
左側をベースにして右側を製作してほしいとのこと。

自動車カバー

実は自動車の外装部品のご相談は月に1回ぐらいのペースできます。
本当に様々なケースがあって一概には言えないのですが、
ほぼ間違いないのが全て廃番で部品がないという共通点があって、
皆さんかなり悩んで探して探して弊社にご相談いただくケースが多いです。

だいたいのお話がかなり難易度が高いことばかりなのですが、
なんとかお力になりたいと思っています。

それでも一品ものになってしまうのでどうしても値段が高くなってしまう、
部品自体が取り外せないなどの問題が起こってしまい
ご相談から受注まで繋がるのは少なめになってしまいます。

しかし今回はヒアリングの中で何とかお力になれそうだとなり、
部品を作ることになりました。

今回は反対側の部品をベースに復元ということで、
コピーするパーツが存在しているのでとても助かりました。
とはいっても20年前のブラスチック部品です。
部分的に破損もあったりして新品のころの形状に再現する必要があります。
そこを想像で肉付していきます。

また、シンプルに見てもかなり複雑な曲面を持っているうえに、
20年の経年変化もあるように感じるため、
そのあたりをどこまで再現できるかということが悩みでした。

Prototype for 3D printer curved surface confirmation
曲面確認用試作

曲面の再現度を確認するために弊社の3Dプリントで試作を何度か行いました。
ただ一番気を使ったのは取付のツメの部分です。
ここは相手方との嵌め合いなのでかなり慎重に進めました。

とまあこんな感じで進めたですが、
今日部品が完成しましてお客様に配送しました。

完成した部品はまず最初にお客様に見てもらいたいっ!!
ということで完成品はもう少し待って下さい。

完成部品は再来週ぐらいにご報告させていただく予定です。
とはいってもまだはめ込まれていないのですっごくドキドキして部品を送付しました。
不安もあり楽しみでもありの数日間になりそうです。

ぜひ結果のブログもみて下さい!!!

注.お客様にはブログ掲載の許可はいただいております。


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