「製造業」x「夢」

愛知県豊川市でオーダー部品製作をやっています、
インダストリーラブです。

新年あけましておめでとうございます。
昨年末は設計のお仕事をたくさん頂きましてブログお休みさせていただいちゃいました。
お仕事があるのは本当にありがたいです。
さあ新年が明けましたが2023年はどのような年になりますかね。
ここ数年、新型コロナを皮切りに停滞感がすごかったですが、
今年は少し良い方向に進む年だと良いなと思っています。

そんなこともあり、
新年あけて一発目のブログなので何か未来についてのことを書こうかなと思います。

製造業の下請けさんたち


インダストリーラブのもとは工場設備の設計を行っている事業者です。
ですから工場のようなところの景気の話を良く聞きますが、
昨年は本当に大変そうでした。
食品類やガソリン、電力などさまざまなものが値上げして、
企業も出費が増えますが収める部品(企業の商品)の値上げは許してもらえない。
ということをよく耳にしました。
売る部品の単価は上げられない。出費は増える。
どうしたらいいの!!って思われている企業さんはたくさんいらっしゃるのではないかなと思います。
そうするとやはり製造業としては賃上げはなかなか難しいですよね。
うちでもいろいろ悩みは絶えません。

景気の良い話


世の中には景気の良い話もあります。

昨年末、「女性教室業専門コンサル 高橋貴子先生」の出版記念パーティに行ってきたのですが、
本を出版してるような方がたくさんいらっしゃってみんな楽しそうですごいなーと感じてきました。

また先日普段シンガポールで働いている方の話を聞いたのですが、
良く聞くGAFAMの社員さんの友人がいて、
会社の福利厚生や働く環境が充実していて仕事を楽しそうにしているとおっしゃっておりました。

違いは何!?


この製造業との違いは何だろうと考えてみました。
GAFAMなんかの話を出してしまうと、
「そりゃ優秀な人材ばかりなんだから全然ちがうよ」ってなってしまいがちなんですが、
「本を出してイケイケ人たちも全員がすごい大学を出てすっごい優秀な人ばかりなのか?」と考えたのですが、
もちろんそんな人たちもたくさんいらっしゃると思うのですが、
逆に「最終学歴、中卒で年収1億円を稼ぐ方法」みたいな本あったら売れると思いませんか?
タイトルはわかりませんがそんな内容の本は世の中にたくさんあると思うんですよね。
ですから学歴だけですべてが決まるわけではないと考えていて、
(もちろん地頭が良いといろいろなことが楽だと思いますが。)
何か別のところにこの景気の差があるのだろうと考えていました。

違いは「夢」!?

すると一つの単語が出てきたました。
「夢」です。
「夢」というのはワクワクだったり希望だったり、こんなことが出来たらいいなってことです。

例えば、本を買うときってどんなときかと考えた時に「小説」だったらワクワクするような内容だったり、
「啓発本」だったらこの本を読んだら自分が良い未来に向かっていくんじゃないかと言う期待、
だったり何かしら「夢」が欲しいときなんじゃないかなと。

例えば、GAFAM、「google」は検索サイト、youtbe、などWEBの世界で「夢」を提供するお手伝いをしています。
「apple」はiPhoneなど文字通り「夢」のようなワクワクする商品を提供してきました。
facebook(現在Meta)は人と人がつながるワクワクを。
アマゾンはなんでも簡単に手に入る便利さ。
マイクロソフトはそもそもパソコンという、当時からしたら次世代の仕事の仕方を提供してきました。
今でもwindowsはPCで仕事をする人々の中心にいますよね。
そう考えると、景気のいい人たちって「夢」を売っている、
言い換えると人々に希望を与えるているんだなと考えました。

「夢」は売れる!!】
youtubeで聞いた話ですが、
日本で伸び続けている企業があってその企業は「オリエンタルランド」と言います。
何をやっている会社かというと東京ディズニーリゾートです。
よく考えると、
すごく高値のチケットを払ってすごく高値のご飯を食べて、高値のアトラクションに並んで乗って、
それでもリピーターが続出するのはなぜかと考えるとこれが「夢」だと思うんです。
現実を忘れさせてくれる「夢」の世界。だから高くても良い。
つまり物や食事に「夢代金」を上乗せしてるわけです。
「夢」は売れるのです。

製造業に夢はあるのか!!

製造業の特に下請けに世界では、
取引先からコストダウンを要求され頭を悩ませて考えて考えて必死にコストダウンをして、
お客様のためにいかにモノを安く提供できるか。
これってすごいことなんです。頭が下がります。
でもなぜか出来て当然。出来てもありがとうも言われません。
こんなに苦しい思いをして頑張ったのに。
製造業に多くに人たちはワクワクを感じてないように思います。
これは納品する部品自体に「夢」が提供出来てないんだと思います。
製造業の下請けになると夢を売れてないんです。

製造業が夢を見れない理由

大手さんは別として
製造業が夢を見れないのはなぜかと考えると、
製造業は現実の世界と直結しているからだと思っています。
例えば、「自動車」
自動車自体は夢の塊だと思うんです。
かっこよくて、スイスイ動いて楽しい。遠くまで行ける。
だからトヨタは大企業になったんだと思ってます。トヨタも「夢」を売ったわけです。
でも「自動車」が実際に快適に動くようにするのはとてもハードルが高い。
事故も起こってはいけない。
つまり実際にモノで「夢」売るのはとてもハードルが高くて、
そこをクリアできなければいけないわけです。
そのハードルを乗り越える作業自体はとても苦しくて地味で大変な作業です。
でその「夢」を現実のモノにするための苦しい作業を下請けさんたちが引き受けている、
という状態になってるわけです。

例えば、漫画、アニメ、ゲーム、WEB、システムの業界で「夢」を売るのは、
製造業に比べれて簡単な部分があります。
例えば、「空を飛ぶ。」これ自体はとてもワクワクすることですが、
「空を飛ぶ。」をアニメやゲームの空想の世界で売ることは比較的簡単ですが、
実際に人間が空を飛ぶには飛行機に乗るくらいしか今のところはありません。
しかも飛行機を作るのは大変だし、燃料はたくさん使うし、墜落しないように気を付けなければいけない。
製造業の世界は「夢」を現実と直結させる苦しみを請け負っているため「夢」を見づらいわけです。

それでもやっぱり夢を見ようよ

生きていると難しいことっていっぱいあります。
給料は上がらないし、
人は自分が思うようには動いてくれないし、
世界は平和にならないし。
まあ、それはそれで仕方がない部分もあると思います。

特に製造業の分野って現実の世界と直結しているのでうまく行かないことばかりで本当に大変。
でもだからこそ夢は見るべきだと僕は思っています。
正直「夢」を見る、語ること自体がとても苦しいことでもあります。
でも映画や歌に元気をもらったりしませんか。
あれは「夢」を見させてもらっているからなのだと思います。
ですから皆で「夢」を見ればすごく大きい力になると思います。

【「製造業」x「夢」現実出来れば最強の組合わせ】

先も述べたように「製造業」x「夢」はめちゃくちゃ難易度が高いのが現実です。
でも実はハードル高い分それが出来れば最強の組み合わせでもあります。
もう、現実が変わるわけですから。
リニア新幹線で東京-大阪間が1時間だったら、
ちょっとお好み焼き食べに行ってくるねってなるわけですから。(たとえが変!?)

製造業の大きい夢

製造業で大きい「夢」って言うと、
実現性が高いのが「自動運転」
他には人型ロボット、超電導リニア、核融合炉、量子コンピュータ、軌道エレベータとかですか。
どれもすっごくワクワクしますし、現実に出来たら世界が変わるレベルです。
が全てめちゃめちゃハードルが高い。
世界中の頭の良い人とたちが一生懸命頭を悩ませてがんばっています。

ちなみに軌道エレベータを作るのには僕も参加したいと思っています。

まとめ

まあ、それは良いのですが、
「夢」は売れるということは分かっていただけたでしょうか?
というか、食べ物以外だと夢がくっ付いてなくて売れるものなんてかなり少ないです。
食べ物だって美味しいという「夢」をくっ付けて高値にしています。

モノにしてもサービスにしても「夢」を付加するためには、
作る人、売る人が「夢」を見ている人間じゃないといけないと思います。
だったら小さくても苦しくても夢を見ましょう。
「お金が欲しい」って夢でもいいと思います。
日本人でも一般人でもお金を沢山稼いだって良いと思います。
と今年は夢をもって製造業を盛り上げていきましょう。
製造業以外に人も「夢」を見ていきましょう。

と製造業の末端にいる人間の「夢」のについての考えたブログでした。


ご一読ありがとうございました。


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