低価格(家庭用)3Dプリンタの設置のお手伝い
今週もお疲れ様です。
愛知県豊川市でオーダー部品製作をやっています、
インダストリーラブです。
3月も3分の一過ぎました。暖かい日が増えましたね。
皆様寒暖差にはお気をつけくださいませ。
さて今日は短いブログを書きたいと思います。
「3Dプリンタのセッティング相談」
今週は、「インターネットサイトで購入した3Dプリンタを設置してたのですが、3Dプリントの仕方がわからない」とのお悩みをお聞きして、弊社でも別機種ですが3Dプリンタを持っているので、設置はできるのでは?と思い、
出張をして3Dプリンタの設置をして来ました。
「インターネットで売っている3Dプリンタ」
3Dプリンタ自体は、Voxelab Ariesという機種でした。
今はインターネット上では売り切れているようです。
5万円くらいで購入でき、「初心者向け」と書かれいるようです。
値段やうたい文句を見ると試しに購入してみようかなと考える方はたくさんいらっしゃるかもしれません。
ただ、
3Dプリンタを操作したことが無い方は操作のイメージを持っていないので、
「初心者向け」と書かれていもどこかでつまずくと分からなくなってしまうのかなと思います。
「マニュアルが…」
一番厄介なのはマニュアルが中国語ベースなことなのかなと思いました。
今回インターネットに日本語版のマニュアルがあり印刷したのですが、
中国語版のマニュアルを翻訳ソフトで変換しただけのもので、
文章がおかしなところもありました。
またマニュアルに抜けのようなところもあります。
ですのでサポートセンターのようなところに問合せが出来なければ読み解くのは難しそうです。
ですが、サポートセンター自体が中国語ベースなのでなかなかすべてを理解するのは大変です。
「知っていれば実は難しくない」
低価格で販売されている3Dプリンタは「FDM」といって
線状のフィラメントと言われる樹脂を溶かして一筆書きで形状を作っているものが多いです。
(他にも「光造形」というタイプがあります。)
今回の3Dプリンタも「FDM」でした。
そうした3Dプリンタには「スライサーソフト」というソフトが必須です。
「スライサーソフト」がどういったものかというと、
プリントしたい3Dデータをじっさいに一筆書きしてく軌道を考えてくれるソフトです。
3Dデータが用意できても、スライサーソフトが無ければプリントはできません。
今回の相談者様はこの工程をイメージ出来ていなかったので、
3Dプリンタ自体は設置できていたのにプリントの仕方がわからないという状態でした。
知っていれば簡単なことではあるのです。
ですが知らないから前に進めない状態だったのです。
これは結構あるある話なのではないかと思いました。
「今回はプリントできました。」
今回は、もう一つフィラメントの素材の設定もちょっと間違っていたのでそれも問題だったかもしれません。
フィラメントの素材にも種類があるのですが、固さや溶かす温度が素材の種類ごとに違いがあるので、
そのあたりの設定を間違えるとうまくプリントできないといったことが起こります。
結局今回はうまく3Dプリント出来たのでホッとしました。
ですので、
もし買ってしまった3Dプリンタが使えないといったことがあればご相談には乗れそうです。
ちなみに3Dプリンタがあっても3Dデータが用意できない場合は宝の持ち腐れになってしまいますので、
3Dプリンタの購入を検討されている方はそのあたりにはご注意下さいませ。
今日もご一読ありがとうございました。
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